
「ブログ運営をするときに、キーワード選定が大切って話を聞いたんだけど、具体的にどうやればいいのかな?」

「今回は、こんな疑問に答えます。」
この記事では、何のとりえもない凡人なのに、月間1万PV以上を長い事安定して超えている筆者が、難しいことを考えなくてもキーワード選定を出来るように「かみ砕いた方法」を紹介しています。
特にブログを初めたばかりの初心者の方に参考になると思うので、目を通してみて下さい。
では早速いきましょう。
目次
キーワード選定の重要さについて


「キーワード選定をする必要って本当にあるの?」
結論から言うと、凡人であればあるほど、キーワード選定はする必要があると言えます。
特に、ブログを通して収益を得たいと思った場合、キーワード選定は避けては通れない要素になります。
おそらくキーワード選定をせずに記事を書いても、稼げないどころか、アクセスすらほとんど来ないと思います。
理由は単純で、キーワード選定をしないと、強いライバルと戦うことになるので、勝てない戦いを強いられ、いつまでたっても検索上位を取ることが難しいからですね。
検索上位を取れないということは、自分のブログを読んでくれるかもしれない読者の方に「発見してもらえる機会」を得られないということになります。
いかに良いお店でも、その存在を知られなければ誰も訪れる事は出来ませんよね?
それと同じで、ブログもいかに良い記事を書いていても、発見してもらえなければアクセスしてもらうことはできません。
そのため、キーワード選定をして自分でも勝てる場所を見つけ、記事を上位表示させることが大切だと言えるのです。
キーワードとは?


「なるほど、キーワード選定は大事…と。で、キーワードってそもそもなんのことを言ってるの?」
ここで言うキーワードとは、「検索するときに入力される言葉の組み合わせ」のことです。
例えばですが、「コーヒー」とか、「コーヒー 美味しい」とか、「コーヒー 美味しい 店」とかですね。
こんな感じで、「コーヒー」のように一語だけで出来ているキーワードもあれば、「コーヒー 美味しい 店」などのように複数の単語が組み合わさって出来ているキーワードも存在します。
普段ネット検索をするとき、上記のような感じで言葉を入力し、知りたい情報を探していませんか?
その時に入力される言葉のことをキーワードと言っていると思ってもらえると分かり易いと思います。
このキーワードを意識して記事を書くことで、ドンピシャの情報を読者に届ける事が出来るため、検索に引っかかりやすくなるのです。
この検索される言葉のなかでも、「よりライバルが弱くて勝ちやすいキーワードを探しましょう」というのが、この記事の趣旨になります。
【有料級】キーワード選定の方法

さて、キーワードについての前置きはこのあたりにして、本題にはいりましょう。
キーワード選定の方法を解説していきます。
【無料】必要なツール
まず、キーワード選定に必要なツールを紹介します。
以下の2つがあればとりあえずOKです。
ラッコキーワードは、「キーワードの候補を洗い出すとき」に利用し、キーワードプランナーは「それぞれのキーワードが実際に検索されているのかをチェックするとき」に利用します。
両方とも無料ですし、ブラウザ上で利用するタイプなので、特にインストールとかも必要ありません。
キーワード選定の順序
さて、キーワード選定の順序についてですが、以下の順番で進めます。
簡単な流れ
- ざっくりと1語目のキーワード決める
- ラッコキーワードで候補を洗い出す
- キーワードプランナーで検索数順に分ける
- ライバルチェック
- 勝てそうなら記事を書くor無理そうなら③か①に戻る。
この順番でキーワードを選定していきます。
後ほど、参考として実際にこの順番通りの順番でキーワード選定をしていきます。
ライバルチェックの方法
実際にキーワード選定をする前に、ライバルチェックの方法についてです。
筆者が行っているライバルチェックは非常に簡単です。
「実際にGoogleで検索して勝てそうか探る」
これだけしかやってません。

「え?そんだけ?」
昔はライバルサイトの情報を自分なりに分析したりもしてましたが、非常にめんどくさい割にそんなに効果が無かったので、辞めました(笑)
ライバルに勝てるかどうかの目安ですが、大体以下の点を見ています。
- 個人サイトなのか企業が運営しているのか?
- 知恵袋などが上位にあるか?
- 記事は読みにくいか?
- そのキーワードで検索した人が満足できる記事になっているのか?
- そのキーワードが含まれているサイトの数がどのぐらいあるのか?(allintitle:を使う。)
- 文字数は多いか少ないか?
このあたりをざっくり見て、勝てそうかどうかを探っています。
基本的に企業サイトよりも個人サイトの方が弱いですし、1位の記事が読みにくかったりニーズを網羅していない場合「2番目以降の記事」を読む可能性もあるので、アクセスを集められる可能性があると判断したりしています。

「こんな感じで、色々な目線から見て勝てそうかどうかを判断するのがライバルチェックになります。」
【本題】実際にキーワード選定をしてみます。
では、実際にキーワード選定をしてみます。
どんなキーワードを探すか迷いますが、今回は「腕時計」に関係したようなキーワードを探してみようと思います。
とりあえず、先ほど紹介したラッコキーワードで、「腕時計」と入力してみます。

こんな感じで沢山のキーワードが出てきました。
867件もあるようです。
とりあえず、この867件のキーワードの中で、「実際に安定して検索されているキーワード」を厳選しようと思います。
一旦右上にある「全キーワードコピー(重複除去)」をクリックし、キーワードをコピーします。

ここで、キーワードプランナーを利用します。

右側の「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリックします。
すると、以下のような画面になります。

ここに、先ほどコピーしたキーワードを貼り付けます。

「開始する」をクリックすると、以下のような画面になります。

なにやら難しそうな画面ですが、この画面の「月間平均検索ボリューム」を一度クリックします。
すると、以下のように検索数順に並び変えることができます。

ここまで来たら、キーワードを選んでいく段階になります。
ちなみに、筆者は以下のことを考えつつキーワードを選びます。
気にしている事
- ボリュームは「10~100」を選ぶのが良い。
- 記事を書きやすそうなキーワードを選ぶ
- 商品が売れそうなキーワードを選ぶ。
- ニーズがイメージしやすいキーワードを選ぶ
このあたりを気にしています。
探してみたら、「腕時計 布 ベルト 洗浄」というキーワードが見つかりました。

検索ボリュームが10~100で、「ベルトの洗浄方法」を解説しつつ、「こうなったら新しいのに変えたほうが良い」という切り口で記事を書けば、物販にも繋がりそうなので、結構いいキーワードだと思います。
では、実際に「腕時計 布 ベルト 洗浄」でGoogle検索してみましょう。

こんな感じの検索結果でした。
1位の記事は、「マーケット系のサイト」なので、なんか強そうな印象があります。
ですが、2位の記事に注目すると、「個人の方が運営しているお掃除系のブログ」だったので、これなら記事次第では「第2位」までなら入り込める可能性があることが分かりました。
また、第2位の記事の文字数は以下の通り、1,000文字未満なので、そこまで詳しく書かれているわけでは無いということも分かりました。

筆者がもし腕時計を扱っているようなブログを運営しているのなら、「腕時計 布 ベルト 洗浄」と言うキーワードで記事を書く価値は十分あると判断し、実際に記事を書くと思います。

「このような感じの手順でキーワード選定をします。もしライバルチェックの結果、勝てそうになかったら、再びキーワードプランナーでキーワードを探す作業に戻ることになります。」
ちなみにですが、先ほど(allintitle:)を使うというようなことを書きましたが、これもライバルチェックに使えます。
Googleでキーワードを検索する際、先頭にallintitle:とつけることで、「タイトルにそのキーワードが入っている検索結果だけ」を表示できるようになります。
以下のような感じです。

2件しか検索結果が無いようですね(笑)
この検索結果から分かることは、「腕時計 布 ベルト 洗浄」というキーワードを本気で狙って記事を書いているブログは少ない…ということですね。
こんな感じでライバルチェックに活用できるので、利用してみると良いと思います。
「腕時計 布 ベルト 洗浄」だったらどんな記事を書くと良いか?

「先ほど見つけたキーワードで、実際どんな記事を書いたら良いのかな?」
筆者であれば、以下のような構成の記事を書くと思います。
記事の構成
- 腕時計の布ベルトの洗浄方法を解説
- 洗っても全然きれいにならない場合、そろそろ寿命かも…?
- 交換時期についての説明
- おすすめの布ベルトを紹介(ここで商品を紹介)
- まとめ
※筆者は腕時計に詳しくないので、少し変かもしれません(笑)
まぁこんな感じの記事構成にして、検索のニーズは満たしつつも付加価値として交換時期の説明とかもつけ足すと思います。
そして、もし交換用のベルトをブログから買ってくれたら報酬も発生する…と言った具合ですね。
どうですか?なんかいけそうな気がしませんか?
こんな感じで記事を書くと、収益に結び付きやすいと思います。
まとめ

今回は、キーワード選定についての記事を書きました。
そんなに難しいことをやらなくても、ある程度の選定は出来ます。
何も考えずに記事を書いてもいい結果には結びつかないと思いますので、今回紹介した方法を利用して、キーワードを選んでみると良いでしょう。
それではブログ運営頑張ってください!