
「どうしても仕事でミスばかりをしてしまう…。原因は何だろう?詳しく知りたいな!」
今回はこんな疑問に応えます。
- 仕事でミスばかりしてしまう原因
- ミスしないための有効な対策方法
- どうしても仕事でミスばかりしてしまう方へ伝えたいこと。

「うわー、また同じミスをしちゃった…。」
こんな感じでどうしてもミスが無くならないことで悩んでいる人もいますよね。
色々と対策をしてはいたのに、それでもどうしても上手くいかないこともあると思います。
そこで今回は、仕事でミスばかりしてしまう原因や対策についてを詳しく紹介します。
ではいきましょう。
目次
仕事でミスばかりしてしまう原因6選。

結論から言うと、ミスばかりしてしまう原因は以下の6つです。
- 原因①:一度ミスしたことに対する対策が出来ていない。
- 原因②:萎縮や緊張をしてしまう。
- 原因③:仕事のやり方を人に聞かない。
- 原因④:中間報告が無い。
- 原因⑤:一度に仕事を抱え込みすぎる。
- 原因⑥:あまりにも適性が無い。
あなたが仕事でミスばかりしてしまう理由は多分この中のどれかでしょう。
詳しく解説します。
原因①:一度ミスしたことに対する対策が出来ていない。
一度ミスしたことに対する対策が出来ていないことが、ミスが続く原因になってしまうことがあります。
仕事は基本的には同じような業務が続くことになるので、一度ミスしたポイントはしっかりと対策を練っておかないと、また同じ失敗を繰り返すことになります。
ミスをした直後は、気分が沈むので十分反省したつもりになっていたとしても、後で振り返ってみると何も学んでいなかった…なんてことはよくあることです。
そのため、メモをしっかり取ったり、仕事ので切る人に方法を聞いておくなど、具体的な対策を考えておく必要があります。
これを怠ると、また同じようにミスを繰り返す羽目になってしまうので注意しましょう。
原因②:萎縮や緊張をしてしまう。
萎縮や緊張をしてしまっている場合、ミスを連続して起こしやすいです。
人間は緊張したり委縮しているときは、本来持っているポテンシャルを発揮できないものです。
普段は簡単に出来る事でも、嫌なことがあったり怒られた後だと思うように出来なくなってしまう経験は、だれでもした事があると思います。
そのため、仕事中に緊張や委縮をしていると、ミスを連続して起こしやすくなってしまうのです。
仕事でミスする→ミスが怖くなる→緊張・不安・委縮に繋がる→またミスを起こす…。
こんな感じで、負のスパイラルが出来上がってしまうのです。
緊張や委縮は、仕事でミスする確率を一気に引き上げてしまうので、注意が必要です。
原因③:仕事のやり方を人に聞かない。
仕事のやり方を人に聞かないのも、ミスばかりしてしまう原因になります。
正しい仕事のやり方を知らないと、ミスするだけでなく、いい仕事は出来ませんからね。
仕事を振られたときに、他人の意見を聞かずに自分の力だけでこなそうとすると、ミスは発生しやすくなります。
仕事を貰った段階で詳しい人にアドバイスを貰いに行ったり、正しいやり方を確認したりするだけでも最終的な出来が変わってきます。
やり方を聞かないまま仕事をすると、途中でミスが発覚して手戻りに…なんてことにもなってしまいますしね…。
ミスを繰り返してしまう人は、「自分のやり方が正しい」と思い込んでいる節があるので、注意しましょう。
原因④:中間報告をしない。
中間報告をしないことも、ミスばかりする原因になります。
基本的に、仕事は一旦振られたら、終わるまで自分の裁量で作業をしていくことになります。
そのため、中間報告をせずに、やっている作業が終わりそうになって初めて上司に成果物を見せるという人が多いと思います。
ですが、それではダメなのです。
上司としては、基本的に「分からないことや、不安なことがあったら相談に来るだろう…」という考えで仕事を振り分けます。
そのため、「自分一人で最後までこなすにはちょっと難しいような仕事」も簡単に渡してきます。
相談してくるのが前提で仕事を振っているからですね。
なので、中間報告(今こんな感じでやってますという報告)が無いということは、仕事が上手くいっていると判断することになります。
「あいつは自分で上手くやれてるんだな…」という認識になると、上司は声をかけてくれなくなります。
結果どうなるかと言うと、「上司の助言があって初めてこなせる仕事」を、「一人で最後までやる」ことになるので、結果としてミスが多く、成果物として未完成なものが出来上がってしまうのです。
そのため、中間報告をせずに、単独で仕事をしているとミスが多くなってしまうのです。
原因⑤:一度に仕事を抱え込みすぎる。
一度に仕事を抱え込みすぎるのも、ミスばかりする原因になります。
抱えている仕事が増えすぎると、単純にこなさないといけない仕事が増えてくるので、一つの仕事に回せる意識や時間が減ってしまいます。
そうなれば、ミスしやすくなるのは当たり前ですよね。
たった1件の仕事をじっくりやっている人と、10件の仕事を並行して行っている人では、後者の方がミスをしやすくなってしまうのは当たり前のことです。
なので、一度に仕事を抱え込みすぎる癖のある人は、自分の許容量を超える仕事は断るようにすると良いでしょう。
断りずらいのは分かりますが、ここで無理して引き受けても良い成果は出せないので、心を鬼にして断ることも時には必要だと思います。
原因⑥:あまりにも適性が無い。
最後の原因は、今の仕事にあまりにも適性が無いことです。
適性が無い場合、いくら頑張ってもミスは減りません。
人には向き不向きがあるので、今の仕事に明らかに適性が無い場合には、何度やってもうまくできないこともあるかもしれません。
私の場合は電話対応がどうしてもダメでした。
何度やっても電話対応が上手くできず、連続で何度もミスしたりと言ったこともありました。
このように、あまりにも適性が無いことがミスばかりする原因かもしれません。
仕事でミスばかりしてしまう人の特徴3つ。

ミスばかりしてしまう人には、共通点があることがあります。
この章で、その特徴を紹介します。
以下の通りですね。
- その場しのぎな性格の人
- 極端にポジティブな人
- 整理整頓が苦手な人。
詳しく見ていきましょう。
特徴①:その場しのぎな性格の人
一つ目の特徴はその場しのぎな性格の人です。
その場しのぎの性格の人は、仕事のやり方やミスに対する修正意識が少ないため、いつまでも同じようなミスを連続しがちです。
ミスをした時に、「次はミスしないようにしよう」という反省をせず、「あー、やっちゃったか…どうやってごまかそう」という思考が優先されてしまうため、いつまでも同じミスを繰り返してしまうんですよね…。
どうやったらミスが無くなるかという具体的な対策を考えなければ、いつまでも状況は変わりません。
そのため、その場しのぎの性格の人はミスばかりしてしまう可能性が高いと言えます。
特徴②:極端にポジティブな人
二つ目の特徴は、極端にポジティブな人です。
極端にポジティブな人の場合、ミスに対しても肯定的に捉えてしまうので、いつまでも改善できないのが理由です。
その場しのぎな性格の人にも言えることですが、一度ミスをした時に「次にミスをしないための行動」が出来るかどうかで、ミスが減るかどうかは決まります。
ポジティブな人の場合、悪いことが起きても「別に大したことないよね(笑)」みたいな感じですぐに忘れてしまうので、いつまでたっても改善に向けた行動がとれずに同じことを繰り返してしまいがちになります。
そのため、極端にポジティブな人は、ミスばかりしてしまう確率が高いと言えます。
特徴③:整理整頓が苦手な人。
三つ目の特徴は、整理整頓が苦手な人です。
これはミスばかりする人の特徴である以前に、仕事が出来ない人の特徴でもあります。
整理整頓が出来ないと、仕事を効率的にこなすことが出来ないので、必然的にミスが多くなってしまいます。
整理整頓が出来ていないことで、物を探したり、必要な情報がどこにあるかを探すだけで時間やエネルギーがかかってしまいます。
そうなると集中力がそがれてしまうので、結果的にミスが多くなってしまいます。
私が働いている時も、机の上がめちゃくちゃなことになっていてすぐにモノが無くなり、仕事に取り掛かるまでに午前中が終わるような猛者も居ました(笑)
このように、整理整頓が出来ない人は、仕事でミスばかりしてしまう可能性が高いです。
仕事でミスばかりしてしまう時に有効な対策方法

先ほど紹介した「ミスの原因」を大まかにジャンル分けすると、以下の2つに分類することが出来ます。
- 緊張などのメンタル面の問題
- 仕事のやり方の問題。
このように、原因を2つに分けると、対策を考えやすくなります。
以下で、それぞれの「ミスの原因」への対策方法を解説します。
その①:メンタル面の対策として有効なのは「環境を変える」こと
メンタル面の対策として有効なのは、「環境を変える」ことです。
私が実際に社交不安障害という精神的な疾患があるので分かりますが、正直「温泉に入ってリラックス…」みたいな、よく言われる小手先の対策では、絶対に解決しません。
温泉に入ったところで意味ないです。
会社のことを考えた瞬間、体に震えが来ますからね(笑)
そのため、緊張や委縮といったようなメンタル面が原因のミスを防ぐためには環境を根本的に変えるしかありません。
環境を変える具体的な方法としては、大まかに3つほどあります。
以下の3つです。
- 苦手な仕事を振られないように上司に掛け合う。
- 部署異動を願い出る。
- 退職、転職をする。
こんな感じですね。
例えば、電話対応がどうしてもだめなら、一旦上司に「電話対応があまりにも苦手で辛いので、取らないでも良い席に異動させてくれませんか?」と伝えてみるのも手かもしれません。
色々やってダメなら、転職などをするのも良いと思います。
転職に関しては、最後の章で詳しく解説します。
その②:仕事のやり方が原因の場合の対策は「少し年上の先輩を見習う」こと
仕事のやり方が原因のミスに対する対策として有効なのは、「少し年上の先輩を見習う事」です。
自分の目で見て、「あの人は自分より仕事ができるな…」という人を見習うのがおすすめです。
年上の先輩を見習うことが、ミスに対する対策になる理由はシンプルです。
それは、「今あなたが悩んでいる問題をつい最近乗り越えてきた人」だからです。
社会人の中で、ミスをしない人間は絶対にいません。
ただ、「正しいやり方」を習得した結果、ミスを減らすことに成功している人はいます。
それが、あなたの職場にいる少し年上の先輩なんですよね。
あなたの目から見て、「この人は仕事が出来るな…」と思った人は、おそらく本当に仕事が出来るのでしょう。
第三者から見て仕事が出来る人っていうのは、大抵本当に出来る人が多いですからね。
なので、仕事のやり方が分からずにミスすることが多いのなら、先輩がやっていることを注意深く観察することで、様々なテクニックを盗むことができ、仕事ができるようになる可能性があります。
自分が出来ないことが出来る人をしっかり観察することで、仕事のやり方が更新されていき、ミスばかりしてしまう状況から脱却できると思います。
仕事でミスをしてしまった後の立ち回り方

仕事でミスをしてしまった後の立ち回り方を紹介します。
ミスが発覚した時は、以下の順番で動くと良いでしょう!
- まずは状況確認をしよう。
- ミスの修正案、誰に伝えるべきなのかを考える。
- 状況が整理出来たら報告しよう。
- 後は指示通りに処理しよう。
この通りに行動することで、ミスを的確に処理することができます。
細かい部分の解説は以下の記事でしているので、参照にしてください。
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仕事でミスが発覚した後の立ち回り方!【シミュレーションもします】
続きを見る
「発注者に誤って違う成果品を渡してしまった」時の立ち回りを例に、実際にシミュレーションしているので、かなり参考になると思いますよ!
【重要】どうしても仕事でミスばかりしてしまう方へ

もし、あまりにもミスが多いことで精神的に辛い状態に追い込まれてしまっているなら、それは元々の性格と仕事の内容が合ってない可能性が高いです。
対策をしてきたにもかかわらず、「どうしてもうまくいかない…」と悩んでいるのなら、いっそのこと転職をしたほうが良いかもしれません。

でも、ミスが多いくらいで転職するのは責任感が足りてないっていう人も居るよね…。
確かに、「仕事が上手くいかないぐらいで転職するのは責任感が足りてない」みたいなことを言っている人がいますが、そんなことはありません。
仕事でミスばかりしてしまう事を気に病んで検索しているという時点で、責任感が無いなんてことはないはずですからね。
なので、どうしてもミスが無くならないなら、それはもう単に仕事が向いていないという可能性が高いです。
そんな時は、転職などの方法を取って、環境を変えてみたほうが良いでしょう。
いきなり転職するのが厳しくても、求人を眺めるだけでもだいぶ気持ちが楽になるかもしれません。
転職しようと思った時におすすめの転職サイトやエージェントは以下の記事で紹介しています。
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仕事でミスばかりしてしまう原因や対処法:まとめ

今回は、仕事でミスばかりしてしまう原因や対処法を紹介して来ました。
原因は以下の通りでした。
- 一度ミスしたことに対する対策が出来ていない。
- 萎縮や緊張をしてしまう。
- 仕事のやり方を人に聞かない。
- 中間報告が無い。
- 一度に仕事を抱え込みすぎる。
- あまりにも適性が無い。
この6つが原因であることが多いですね。
ミスばかりしてしまう時の対策は以下の2つです。
- メンタル面の対策として有効なのは「環境を変える」こと
- 仕事のやり方が原因の場合の対策は「少し年上の先輩を見習う」こと
この2つでした。
この記事が、仕事でミスばかりしてしまう人の参考になれば幸いです。