「さっき気が付いたけど、あの資料間違ってた…!
仕事のミスが発覚しちゃったけど、どうすれば良いのかな?黙ってた方が良いかな?」
今回は、こんな悩みに応えます。
- 仕事でミスが発覚した後の立ち回り方を順番に解説します。
- 仕事のミスが発覚した時に絶対にやってはいけない行動を解説。
- どうしてもミスが減らない時の対処法。
こんにちは、イキルです。
仕事のミスが発覚した時って、とんでもなく嫌な気持ちになりますよね。
落ち込んでしまう事もあるでしょうし、どうすれば良いのか分からなくなってしまう事もあるかもしれません。
そこで今回は、仕事でミスが発覚した時の立ち回り方や謝り方などを解説していきます。
ではいきましょう。
目次
仕事でミスが発覚した後の立ち回り方を順番に解説!
まずは、仕事でミスが発覚した後の立ち回り方を詳しく解説します。
以下の順番で動くと良いでしょう!
- まずは状況確認をしよう。
- ミスの修正案、誰に伝えるべきなのかを考える。
- 状況が整理出来たら報告しよう。
- 後は指示通りに処理しよう。
詳しく見ていきます。
まずは状況確認をしよう。
仕事でミスが発覚したら、まずは状況を確認しましょう。
正しく状況を把握することが出来ないと、上司に報告することも処理をすることも出来ないので、まずは状況の把握に努めましょう。
具体的には以下の点を確認すると良いでしょう。
- 本当にミスをしているのか?
- いつどこで、何をミスしていたのか?
- 被害を受けた人は存在するのか?
- 自分一人で修正することが出来るのか?
このようなことを確認しておきましょう。
ここを怠ると、対応が遅れたり、そもそも対応が出来なかったりする可能性もあるので注意しましょう。
ミスの修正案、誰に伝えるべきなのかを考える。
状況を大まかに把握したら、次は「ミスの修正案や、誰に伝えるべきなのか」を考えます。
先ほどの段階では、そもそもミスが起きているのかどうかなど、大まかな確認をしただけですので、次に「正確にミスの内容を理解して対応を考える」必要があります。
以下のようなことを考えると良いでしょう。
- ミスの原因を考える。
- ミスした内容に応じて「誰に相談するべきか」を考える。
- ミスに対する修正案を大まかに考えておく。
このように、相談する相手やミスに対する修正案をあらかじめ決めて置くことで、実際に報告する際にスムーズに事が運んだり、信用を下げずにミスを修正できたりします。
状況が整理出来たら報告しよう。
ここまでで、状況の確認や大雑把な修正案を考えてきましたが、あまり悠長に構えていると、対応できるミスも対応できなくなってしまいます。
大まかな状況確認が済んだら、すぐに上司や有識者に相談、報告するようにしましょう。
この際、怒られたりすることもあるかもしれませんが、自分が悪いと解っている場合にはぐっとこらえましょう。
ミスすることは、必ずしも悪い事ばかりでは無いので、改善策や経験と言ったものを得られることもありますよ。
ちなみに、ミスを報告するときに極力怒られないようにするコツは以下の通りです。
- とにかく最初にしっかりと謝る。
- 先ほど考えた修正案を一緒に説明する。
- 上司のタイミングを見て謝る。
このあたりに気を付けると良いでしょう。
詳しい謝り方は、後ほど解説します。
とにかく、無事に報告を終えたら、次の段階に進みます。
後は指示通りに処理しよう。
報告を終えたら、何らかの指示を貰えるはずです。
後は、その指示通りに処理していきましょう。
この時、間違っても「こんな感じで修正したほうが良くないですか?」と言ったような口答えはしないようにしましょう。
100%怒りを買うだけなので、言われた通りに粛々と処理するようにしましょう。
無事に処理が済んだら、「修正終わりました。本当にすみませんでした…。」というように、しっかりと報告をしましょう。
その後、次は同じミスをしないようにメモを取ったりして置きましょう。
これが済んだら、ミスをした後の立ち回りは完了です。
【シミュレーション】「発注者に誤って違う成果品を渡してしまった」時の立ち回り
最後に、上記の立ち回り方を参考に、「発注者に誤って違う成果品を渡してしまった。」というミスに対する立ち回りをシミュレーションしてみようと思います。
まずは状況を確認します。
とりあえず分かっているのは、以下のことです。
- ミスしていることは確定している。
- 渡した成果品が間違っていて、本来渡す予定の物とは違うものを渡してしまっていた。
- 発注者が困っているかもしれない。
- 自分一人でも対処可能だが、上司から一報は入れておいて欲しい。
こんな感じですね。
これで、現状の把握はできました。
次に、ミスの修正案や、誰にこのミスを伝えるべきなのかを考えます。
考えてみたところ以下のようになりました。
- ミスの原因は自分の不注意。
- とりあえず早急に上司に連絡するべき。
- 修正案は、「発注者に謝罪後、再度予定を聞いて納品に向かうこと。その際は菓子折りなどを持参する」こと。
大体整理できたので、上司に報告します。
以下のことに気を付けて報告しました。
- 最初にしっかりと謝罪する。
- 急ぎのため、上司のタイミングは気にせずに早急に報告する。
- 「発注者に謝罪して、再度納品に向かいます。」と簡潔に修正案を伝える。
これらを意識して報告し、指示を待ちます。
若干怒られましたが、指示を貰うことが出来ました。
以下のような指示です。
- 謝罪の電話は上司が行う。
- 次の納品は一人で行くこと。
- 次は同じミスをしないこと。
指示を貰えたので、この通りに行動していきましょう。
無事に修正を終えたら、二度と同じミスをしないように対策を考えて終了です。
後は、落ち込まないように気をつけてお酒でも飲んで忘れましょう(笑)
仕事のミスが発覚した時、報告しないのはダメ?
仕事のミスが発覚した時、報告しないのはダメなのでしょうか?
解説します。
結論:ミスの度合いによります。
結論から言うと、ミスの度合いによると思います。
大きなミスをしたのに報告しないのは大問題ですが、非常に細かいミスをいちいち報告するのもくどくなってしまいますからね。
例えばですが、先ほどの例に挙げたような「納品する成果品の取り違え」のようは大きなミスは、絶対に上司に報告しないといけません。
ですが、社内で使う資料の漢字間違えなんかをいちいち上司に報告するのは逆にくどいですよね。
こんな感じで、報告のするしないは、ミスの内容によって変えたほうが良いと思います。
処理しなくても問題ないミスならほっとくのも可。
報告するべきミスと、別にしなくてもいいミスの線引きですが、私は「処理しなくても問題ないミス」が線引きのラインだと思います。
社内会議の資料の漢字間違えなんて、何の影響も無いですよね。
何ならミスに気がついて修正する時間があるとしても、「もう一回打ち出す紙が勿体ないから修正しなくていっか…」となるぐらいの物でしょう。
そういうミスに関しては、報告せずに放っておくのも可だと思います。
逆に、修正の必要があるようなミスに関しては、絶対に上司に一報を入れておくと良いと思います。
気分的には報告したほうが楽だよ。
細かいミスなら報告する必要は無いとは言え、実際にミスをしてしまっていたのなら、報告はしておいたほうが気は楽になります。
後で文句を言われる可能性は無くなりますからね。
上司からしても、「細かいことに気の回る人間」という認識を持って貰える可能性もあるので、たとえ細かいミスだったとしても、気になるなら報告しておくのもアリかもしれませんね。
このあたりは、自分のスタンスで決めてしまっていいと思います。
仕事のミスが発覚した時に絶対にやってはいけない行動は?
実は、仕事のミスが発覚した時に絶対にやってはいけないことがあります。
やってはいけないこととは一体何なのでしょうか?
反論や言い訳をしてはいけない。拗れるだけだから。
一つ目は、報告の時にやってはいけないことです。
それは、反論や言い訳をすることです。
正直言って、反論や言い訳をするメリットがないんですよね。
むしろ言い訳をすることで余計に拗れてしまう可能性の方が高いです。
相手の目線になると、ミスされて面倒ごとが増えたのに、「自分のせいじゃないアピール」をされても余計にイラつくだけ…という感じです。
メリットが無いどころか相手を不機嫌にするというデメリットの方が多いので、おとなしく黙っている方が良いでしょう。
なので、ミスを報告するときには反論や言い訳はしないほうが良いと言えるでしょう。
他人のせいにしてはいけない。どうせバレるから。
言い訳などに通ずるところがありますが、ミスを他人のせいにするのも絶対にやめたほうが良いです。
どうせすぐにバレますからね。
他人のせいにしたところで、良い印象は持たれないので、最初から全部自分のせいだと言ってしまったほうが良いでしょう。
結局怒られる時間も変わらないので、だったら全部自分のせいだという事にしておくほうが潔いですよね。
帰宅してから「ん?そういやあの仕事ミスってるかも…」と不安になった時に出来る事。
たまに、帰宅してから「ん?そういやあの仕事ミスってるかも…」みたいな感じで不安になる時ってありませんか?
私は結構あったのですが、今からではどうにもできないということで眠れぬ夜を過ごすことになるんですよね。
こんな時に出来ることをまとめておきます。
「明日の自分に全てを託す」心の準備をしておく。
まずは、「明日の自分に全てを託す」心の準備をしておきましょう。
正直言って、帰宅してしまった今から出来ることは限られているので、明日の自分に全てを託す心の準備はしておくべきですね。
心の準備のあるなしで、明日の立ち回りも少しはマシになるかもしれません(笑)
ミスに対する修正方法を考えておく。
心の準備が終わったら、「ミスしたもの」として修正方法を考えておきましょう。
明日会社に行ってからの立ち回りをイメージしておくと良いと思います。
修正方法を考えて置くだけで、安心感がだいぶ違います。
明日会社に行ったら、まずはこうやって…と具体的な行動までイメージしておくと良いでしょう。
確実に重大なミスをしているのが分かったら、上司に連絡するのもあり。
もし、確実に重大なミスをしていることが分かっているなら、電話などで上司に連絡するのもアリかもしれません。
上司の判断を仰ぎ、必要に応じて対応したほうが良いでしょう。
場合によってはもう一度会社に行かないといけないこともあるかもしれませんが、仕方が無いですね。
次は同じミスをしないように注意しましょう。
上司に連絡が取れない場合には、メールなどで、「ミスを伝えようとした痕跡」だけでも残しておくと良いでしょう。
仕事のミスが発覚した時の謝り方【タイミングまで解説】
ミスが発覚した場合、必ず謝らないといけない時が来ます。
この謝り方をミスると、評価が下がってしまったりすることもあるので、注意しましょう。
仕事のミスが発覚した時の正しい謝り方を解説します。
上司が暇そうなタイミングを見て切り出す。(出来るだけ早い方が良い。)
ミスを発覚した時のタイミングとしては、上司が暇そうな時を狙うのが良いでしょう。
上司が忙しそうにしている時にミスを伝えると、余計に不機嫌になって、指示をもらえない可能性もあります。
そのため、上司が暇そうにしているタイミングを狙って報告すると良いかもしれません。
具体的には昼休みの後や、休憩時間が終わってすぐなどが良いでしょう。
気が緩んでいるので、大目玉を食らいにくいです。
ただ、ミスの内容によっては急いで対処しないといけないこともあるかもしれないので、そういった時は上司の機嫌にかかわらず、すぐに報告したほうが良いでしょう。
出来るだけ上司の機嫌が良さそうで、自分の心が落ち着いて話しかけやすいタイミングで切り出すと良いですね。
ミスの内容を簡潔に伝え、修正方法まで一緒に伝える。
発覚したミスの内容を報告するときには、まずは素直に謝罪しましょう。
これがあるか無いかで上司の対応に天と地ほどの差が出てきます。
他にも、謝罪をする際には以下のようなことを意識すると良いでしょう。
- ミスの内容を簡潔に伝える。
- 修正方法まで一緒に伝える。
- 反論や言い訳は一切しない。
これらに気を付けて、真摯な態度で謝るようにしましょう。
上記のことがしっかり出来ていれば、そこまで怒られる事は無いはずです。
また、怒られづらいからという理由だけでなく、的確な指示を貰うためにも、紹介したような謝り方をすると良いですよ。
どうしてもミスが減らないし辛い…どうすれば良い?
「色々頑張ってきたけど、どうしてもミスが減らないし辛い…」
そんな時はどうすれば良いのでしょうか?
結論から言うと、色々頑張っても駄目だと思った時は、転職を検討してみると良いでしょう。
転職かぁ…ハードル高いかな…。
ハードルは高いかもしれませんが、求人を眺めてみるだけでも、気持ちが楽になりますよ。
おすすめの転職サイトやエージェントは以下の記事で紹介しています。
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仕事でミスが発覚した後の立ち回り方を解説|まとめ
今回は、仕事でミスが発覚した後の立ち回り方を解説しました。
立ち回り方は以下の通りです。
- まずは状況確認をする。
- ミスの修正案、誰に伝えるべきなのかを考える。
- 状況が整理出来たら報告する。
- 後は指示通りに処理する。
こんな感じで立ち回ると良いでしょう。
この記事を参考にしていただければ幸いです。