「まだ新人だけど、仕事でミスをすることが多くて落ち込んじゃう…。
新人がミスするのは仕方ないってことは分かってるんだけど、なんでこんなに落ち込むのかな…?
対策方法とかも教えて欲しいな!」
今回はこんな悩みに答えます。
- 新人が仕事でミスをして落ち込んだ時の対策方法。
- 私が新人の時の仕事で実際にやってしまったミスを紹介。
- どうしてもミスが無くならない時にするべきことを解説
新人なら、仕事でミスをしてしまうのは仕方の無い事です。
でも、実際にミスしてしまうと、新人とは言え「やっちゃったな…」と落ち込んでしまうものですよね…。
そこで今回は、新人が仕事でミスをした時に落ち込んでしまう原因や、対処法などを紹介しようと思います。
ではいきましょう。
目次
新人が仕事でミスをして落ち込む原因は?
そもそも、新人が仕事でミスをして落ち込んでしまう原因は何なのでしょうか?
実際に落ち込んでいるということは、それなりの原因があるはずですよね…。
新人がミスをして落ち込む原因は「無力感」です。
結論から言うと、新人がミスをして落ち込む原因は「無力感」です。
「自分には何もできない」ということを、ミスという形で思い知らされるので、落ち込んでしまうのです。
最初は何もできないのが普通ですが、当の本人からすると自分が許せなかったりするんですよね。
別に無力感だけが原因じゃないと思うけど?ミスしたら誰でも落ち込むものでしょ?
確かにそうですね。
基本的にミスをすれば、どんな理由でも少なからず落ち込むものです。
ただ、新人がミスをした時に落ち込む理由としては「無力感」というのは大きな要因になります。
「何もできない」という事実はとても辛いものですからね。
スポーツなんかで例えると、ケガよりも戦力外通告の方がキツとかいいますよね。
これも、「期待されていない」という無力感が原因でしょう。
このように、新人がミスをして落ち込んでいる場合、無力感が原因であることが多いです。
無力感を改善するには成功体験を積むと良い。
落ち込む原因である無力感ですが、改善するには成功体験を積むのが効果的です。
無力感というものは、自分が周囲に与える影響が全く無いために抱いてしまう感情です。
そのため、実際に周囲に影響を与えることが出来れば、自然と解消することができます。
例えば、「仕事が上手にこなせて褒められた」とか「実際に売り上げに繋がった」とかこういった影響ですね。
自分がやったことで、周囲や自分にいい事が起きたという成功体験を積むことが、新人を悩ませる無力感の解消に繋がります。
とはいえ、成功体験を積むというのは決して簡単なことではありませんよね。
何度やっても上手くかない時もあるかもしれません。
そこで次の章では、成功体験を積む以外にも簡単に出来る「実際に落ち込んでしまった時の対処法」詳しく紹介するので、参考にしてください。
新人が仕事でミスをして落ち込むなら、3つの対処法を試そう。
新人が仕事でミスをして落ち込む原因は「無力感」が大半であるということを説明してきました。
無力感の解消には成功体験を積むことが一番ですが、成功体験を積むことは簡単なことではありません。
そこで、この章では他にもできる「落ち込み」に対する簡単な対処法を3つ紹介しようと思います。
結論から言うと、以下の3つです。
- 新人はいい意味で期待されてないことを知る。
- リカバリー方法を学ぶ機会だと捉える。
- 自分にとって重要な「働く理由」を明確にする。
詳しく見ていきましょう。
対処法①:新人はいい意味で期待されてないことを知る。
一つ目は、新人はいい意味で期待されてないことを知ることです。
これは対処法というか心構えです。
新人が仕事でミスをして落ち込む原因は無力感でした。
無力感を感じるということは、「自分はある程度期待されている」という認識があるという事です。
断言できますが、新人に期待している会社なんてほとんどありません。
会社からしてみれば、新人に期待することは「成長と将来的な利益」です。
なので、別に新人が仕事でミスしたぐらいで無力感を感じる必要って本当は無いんですよね…。
むしろ、無力なのが前提なので、落ち込む必要がありません。
なんなら、新人に望む事としては「ミスを少なくすること<成長すること」なので、ミスで落ち込まれるのは、会社にとっても望ましくないことなのです。
このように、新人はいい意味で期待されていないので、落ち込むだけ無駄だということを肝に銘じておきましょう。
これを知っているか知らないかで、精神的な楽さがだいぶ違いますよ。
対処法②:リカバリー方法を学ぶ機会だと捉える。
二つ目はリカバリー方法を学ぶ機会だと捉えることです。
仕事でミスをすると落ち込んでしまいがちですが、その失敗から「成功するための鍵を得る」ことが出来るとしたらどうでしょう?
ミスから学ぶことは何もないという意見もありますが、私はそうは思いません。
なぜなら、ミスはリカバリーに繋がり、その時に得た経験が次の失敗を防ぐだけでなく、成功する確率も上げていくからです。
ミスをリカバリーするためには以下のことが必要です。
- 正しい仕事の方法
- 間違っていた部分を理解すること。
- 上司からの指示やアドバイス
これらがすべて揃わないと、「リカバリー」することはできません。
そして、この3つの要素は、そのまま「次の仕事」にも応用できます。
正しい仕事の方法を理解し、躓くポイントをあらかじめ洗い出し、上司に指示やアドバイスを貰えるようになる…。
こうなれば、次の仕事はミスをしずらくなるどころか「普通にこなしてきた人以上に正確に出来る」可能性すらあります。
このように、ミスはリカバリー方法を学ぶための機会に過ぎないと考えると、落ち込んでいる状態から立ち直りやすくなると思います。
対処法③:自分にとって重要な「働く理由」を明確にする。
三つ目は自分にとって重要な「働く理由」を明確にする事です。
正直、これが一番効果的かもしれません。
新人がミスをすること自体は避けられないことです。
ただ、落ち込むかどうかは自分次第で変えられます。
「働く理由」を明確にすることで、必要以上に落ち込まないメンタルを手に入れることができます。
具体例を出して解説します。
会社で働く理由が特にない場合、ミスをすると以下のような感じになると思います。
- やっちゃったな…。
- 嫌われたらどうしよう。
- 怒られるかも…。
このように、委縮しつつ落ち込んでしまう事でしょう。
でも、例えば「お金を貯める」というのが自分にとって重要な働く理由になっているなら、上記のようにはなりません。
「お金を貯めるために働く」というように、「働く理由」が明確になっている人は、仕事でミスをした時に以下のようになります。
- やっちゃったけどまぁしょうがない。
- ミスはしたけどお金は溜まるからいいや。
こんな感じで、落ち込む必要が無くなります。
自分にとって重要な働く理由を明確にするのは、私も実際にやっていてかなり救われていたので、おすすめです。
私が新人の時の仕事で実際にやってしまったミスを紹介。【超落ち込みました】
ここで、私が新人の時に実際にやってしまったミスを紹介しておきます。
やっぱり誰でもそれなりのミスはしているものですね。
ミス①:電話対応を連続でミスした。
一つ目のミスは電話対応を連続でミスしたことです。
私が居た会社では、基本的に電話は若手がとることになっていたので、私も外線が入ったら出るようにしていました。
ただ、私は電話対応が苦手なため、「お電話ありがとうございます」という最初のセリフがうまく言えずにグダグダになることが何度もありました。
また、テンパってしまうので相手の名前を上手く聞き取れず、何度も連続で相手の名前を聞き逃すというミスがありました(笑)
そのため取り次ぐ際に「○○さん、えーと電話です…」みたいな感じで絶望していたのを覚えています(笑)。
あまりにも苦手すぎて、最終的には暗黙の了解的に電話に出なくてもいい感じになっていきました。
ちなみに電話は今でも苦手です。
ミス②:発注者に納品するパイプファイルを持っていき忘れた。
二つ目のミスは、発注者に納品するパイプファイルを持っていき忘れたことです。
私の前職は建設コンサルタントなので、受注した設計の完成案をパイプファイルに入れて発注者に納品する納品作業があります。
上司と一緒に発注先へのアポを取り、ダブルチェックもして「準備OK!」と思っていたのですが、とんでもないミスをしでかしました。
なんと、発注者に納品するパイプファイルをデスクに忘れてしまったのです(笑)
上司と一緒にチェックもして、内容は完ぺきだったはずなのに、肝心の現物を持っていき忘れるという大ミスをやらかしました…。
結局、発注者に連絡を入れて、決まっていた時刻より約二時間遅刻&高速代無駄遣いという悲惨な結果になってしまいました。
幸い、上司も一緒に忘れてしまっていたので、そこまで怒られることがなかったのが救いですが、とてもヒヤッとしたし、帰宅後にとんでもなく落ち込みました(笑)
新人が仕事でミスするのは当たり前だから落ち込む必要はない。
新人が仕事でミスするのは当たり前のことなので、落ち込む必要はありません。
なぜなら、新人がミスをしてしまうのは「経験が無い」事が原因だからです。
例えばですが、建設会社に入社したとしていきなり「現場監督をやれ!」と宣言されても、上手くいかないのは当たり前のことですよね。
※ちなみに建設会社だとこんな感じのことはリアルにあるっぽいです(笑)
このように、新人はそもそも仕事に対する経験が足りなさすぎるので、ミスをしてしまうのも仕方のない事だと思います。
なので、ミスをしたからと言って落ち込むことはないですよ。
新人が仕事でミスした後、落ち込むより先にするべきことは「状況の改善」です。
落ち込むより先に状況の改善を優先しましょう。
新人が仕事でミスした後、落ち込むより先にするべきことは「状況の改善」です。
ミスをしたということは、「上手くできていない仕事」があるという事です。
そのため、落ち込む云々の前に、とにかくミスを修正して状況を改善させる必要があります。
ミスをした→即落ち込むのではなく、「一旦修正してから落ち込む」ようにしましょう。
ワンクッション挟むことで、単純にミスのリカバリーが上手くできるだけでなく、「落ち込むタイミングを潰す」事も出来るかもしれません。
このような理由があるので、新入社員がミスをしてしまったら、まずは「状況の改善」に全力を出すと良いと言えるでしょう。
どうしてもミスが無くならない…そんな時にするべきことを紹介。
色々対策してるんだけど、そもそもミスが減らないよ…。
この章では、どうしてもミスが無くならないという時にするべきことや心構えを紹介します。
ミスを無くすために必要な心構え。
ミスを無くすために必要な心構えとしては、「仕事は常に改善し続けるもの」という意識を持つことが大切です。
今のやり方で上手くいってる時もあるかもしれませんが、それがいつまで続くかは分かりません。
そのため、常に仕事のやり方を考えながら、気を抜かないようにする必要があります。
「明日はだめかもしれない…」という危機意識を持って、改善を重ねる意識を持つことが大切です。
ミスを無くす方法は「自分を疑う」こと。
ミスを無くす具体的な方法は「自分を疑う」ことです。
心構えの通りに、常に改善する意識を持つことにも通ずるのですが、「自分を疑う」ことでミスを無くすことが可能です。
例えば、入力作業をしているのなら、一度入力した後に、「どっかは間違っているんだろうな…」と自分を疑って、もう一度チェックをし直す感じですね。
人間は絶対にミスをする生き物なので、慎重すぎるぐらいでちょうどいいと思います。
このように、自分を疑う癖をつけるとミスを無くしていくことができます。
どうしてもミスが無くならないなら、第三者に頼ろう。
どうしてもミスが無くならないなら、第三者に頼るのも効果的です。
結局ミスを防ぐには、自分一人では限界があります。
そこで、上司や同僚などにチェックをしてもらうことで、自分では気が付かなかったミスにも対応することが出来るようになるのです。
アラームやメモ帳など、自分が忘れていることを教えてくれるようなアイテムを利用するのも非常に効果的です。
このように、自分一人ではどうしてもミスを無くせない場合、思い切って第三者の力を借りることも、仕事を円滑に進める上では必要なことです。
どうしても辛い時は転職を検討しよう。
新人とはいえ、ミスをして落ち込んでしまう場合、どうしても辛いこと気もあるでしょう。
そんな時は、思い切って転職をするのもアリかもしれません。
向いてないという可能性もありますし、そもそもあまりにもミスが多い場合、適性が無い可能性が高いですからね。
今の仕事が向いてない気がするからこのまま続けるのは確かに辛いけど…転職ってハードル高くない?
確かに転職と言うと、とてもハードルが高い気がしますが、日本人男性の約68%は定年(60歳)までの間に一度は転職するというデータもあります。
※出典元:シニアガイド
つまり、人生という目線で見ると、転職をしない人の方がむしろ少数派なんですよね。
なので、「今の仕事は辛い…」という認識があるのなら、転職をするのも決して悪い選択肢ではないんです。
今すぐに転職するというのは厳しいかもしれませんが、「いい会社が見つかれば転職する」ぐらいの気持ちで、転職サイトやエージェントで求人を眺めるぐらいのことはしてもいいのではないでしょうか?
おススメの転職サイトとエージェントを紹介している記事を乗せておきます。
しっかり厳選しているので参考になりますよ。
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新人なら仕事でミスしても落ち込むな!原因と3つの対処法を解説:まとめ
今回は、新人なら仕事でミスしても落ち込む原因や対処方などを紹介してきました。
まとめると以下の通りです。
- 新人がミスをして落ち込む原因は「無力感」
- 対処法①:新人はいい意味で期待されてないことを知る。
- 対処法②:リカバリー方法を学ぶ機会だと捉える。
- 対処法③:自分にとって重要な「働く理由」を明確にする。
- 新人が仕事でミスするのは当たり前なのは、「経験が無い」から。
- どうしても辛い時は転職を検討しよう
こんな感じです。
新人は、仕事でミスすることまで計算されて採用されていますので、極端に落ち込む必要はありません。
でも、どうしても辛い時は、仕事を変えることも視野に入れるのもアリだと思います。
必要以上に気にしすぎずに、出来るだけミスを減らしていけるように、努力していきましょう!
仕事のミスが原因で落ち込むときの対策や情報は、以下の記事でとても詳しくまとめてあります。
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