「女性が一生フリーターのまま生活するのって可能なのかな?
将来のことが不安なんだけど実際どうなんだろう…。」
今回はこんな疑問に答えます。
本記事の内容
- 一生フリーターの女性はヤバいのか?
- 女性が一生フリーターで生活するのは可能なのか試算してみました。
- 一生フリーターで居るのは辛いな…と思った女性へのアドバイス
「30代だけどフリーターとして働いている。」
「高校を卒業後、一度も就職せずにずっとアルバイトをしている…。」
こんな女性は意外と沢山いると思います。
今の時代、フリーターとして働いている女性の割合は「20代で約3割」とも言われているぐらいですからね。
そんな女性にとって特に心配なのが、「一生フリーターでも食べていけるのか?」という事でしょう。
将来的に結婚する予定があれば話は変わってきますが、その予定も無いなら自分の力で生活費を稼いでいかなくてはいけませんからね…。
そこで今回は、女性が一生フリーターのまま生活していくのは可能なのかを調べるために、実際にシミュレーションをしてみました。
将来に不安を感じている女性には参考になると思うので、最後まで読んでみて下さいね。
ではいきましょう。
目次
一生フリーターの女性ってヤバいのかな…?
一生フリーターの女性ってヤバいのかな?
結論から言うと、貯金が出来ない女性はフリーターでいると厳しいかもしれません。
詳しい話は後ほどシミュレーションをした時に話しますが、フリーターで大丈夫かどうかの分かれ目は、「貯金と支出」にあります。
もしあなたが、「給料が支払われても、趣味やローンの支払いでほとんど残らない」というタイプの人だった場合、将来的にかなり辛い思いをすることになるでしょう…。
反対に、フリーターであってもしっかり貯金が出来て、「物欲が少なく生活水準が低い」と言う場合には、問題なく生活していくことが出来るでしょう。
結局は本人の性格次第になりますが、「フリーターでは生活していけない」なんてことは無いので、その点は安心してくださいね。
女性が一生フリーターで生活するのは可能なの?【シミュレーションしてみました。】
実際に女性が一生フリーターのまま生活するのが可能なのか、シミュレーションしてみてよ!
それでは早速、シミュレーションをしてみようと思います。
シミュレーションの条件について
シミュレーションの条件は、以下の通りです。
シミュレーションの条件
- 収入は時給1000円で計算する。
- 週5日勤務、一日8時間労働
- 一か月は4週間で考える。
- 年齢は25歳で考える。
- ボーナスや有休などは一切ないと考える。
- 居住地はよくある地方都市を想定する。
- 結婚や子供はいないと仮定する。
- 税金は大体で計算に入れる。
非常にシンプルですが、こんな感じの条件で試算してみます。
正確には若干ずれが生じるかもしれませんが、誤差程度だと思うのでその辺は多めに見て下さい。
このぐらいかかるよ~ってのが分かる程度だから、過度な期待はしないでね!
シミュレーションしてみました。
それでは、さっそくシミュレーションをしてみましょう。
まずは、収入から考えていきます。
収入
- 一日8時間×1,000円=日給8,000円
- 日給8,000円×週5日勤務=週40,000円
- 40,000円×4週間=月給160,000円(16万円)
- 16万円×12か月=年収192万円
収入はこのようになります。
月収16万円程で、年収は192万円と言う計算になりますね。
結構多いんだね…!
確かに思ったより多いですね。
実際にはフルタイムで働けるのかという不安がありますので、もう少し少なめに見積もった方が良いかもしれません…。
では次に、支出を見ていきましょう。
とりあえず、月々かかる生活費は以下のような感じになります。
月々の生活費
- 家賃:35,000円
- 食費:20,000円
- 光熱費:13,000円
- ネット、スマホ代:10,000円
- 被服費:10,000円
- 美容費:10,000円
- 雑費:5,000円
- 国民年金保険:約16,500円
- 国民健康保険:約12,000円
- 住民税:約5,300円
- 所得税:約2,300円
- 合計:約14万円
※税金の類はかなりざっくりした金額になってます。
女性の場合、男性よりも全体的に生活にお金がかかる部分が多いです。
そのため、月々約14万円の生活費が必要になると思います。
これを年間にすると、約168万円です。
一年間の収入が192万円だと考えると、大体24万円程貯金に回せるようですね。
もう少し先のことも考えてみましょう。
年齢によって、この24万円という金額を貯金し続けられる年数が変わってきます。
今回は25歳だと仮定します。
そうすると、年金を貰い始める65歳まで、約40年間ある計算になります。
この40年間フリーターとして働き続けると、「24×40=960万円」の貯金が出来ることになりますね。
要するに、定年の際に約1000万円程持っていることになります。
65歳以降は、体の許す範囲でパートなどをしながら生活費を確保し続け、月約6万円程の国民年金を貰いながら生活するようにします。
これが出来れば、この貯金には手を付けずに生活することも可能だと思います。
貯金は、「不測の事態や医療費」に使うようにすると良いでしょう。
こんな感じで、シミュレーションしてみた感じでは、女性が一生フリーターとして生きていくのは無理ではないと言えると思います。
実際にはこう上手くは行かないでしょうが、月の生活費を12万円程度まで落とせれば、それだけでも65歳時点の貯金額を約2000万円程確保することができます。
立ち回り次第で、十分フリーターで食べていくことは出来るので、「フリーターでは食べていけない」と言うことは無いと言えるでしょう。
短期的にでも正社員になれれば資産が増えやすい。
長々と書いてきましたが、フリーターのまま一生食べていくことは女性で合っても可能だと思います。
ただ、あくまで「可能」なだけであって、決して「簡単」なことではありません。
先ほどのシミュレーションでは、不測の支出や遊興費などとほとんど考えていないので、つまらない生活をすることになるでしょう。
それに、年金が本当に支払われるのかも怪しいですし、フリーターとしての仕事すら失う可能性もありますよね…。
その辺のことを考えると、短期的にでも正社員になって「がっつり稼ぐ」期間があった方が良いのでは?と思ってしまいます。
フリーターのままでは、「良くて現状維持」になるだけで、「働いた分だけ余裕が出来る」訳ではないですからね。
そのため、私個人としては一生フリーターなのではなく、短期的に正社員や高時給の仕事にも手を出した方が良いと思います。
まあ、正社員になりたくない理由があるなら無理する必要はありませんけどね!
節約さえしっかりできれば、今のままフリーターとして働くだけでも十分生きてはいけるので、あまり心配する必要は無いと思いますよ。
一生フリーターで居るのは辛いな…と思った女性へ
ここまで読んで、
いや…やっぱり一生フリーターで居るのは辛いかな…。
と感じた人には、一旦正社員を目指してみることをおすすめします。
理由は以下の通りです。
- 正社員とフルタイムのアルバイトではそこまでストレスは変わらないから。
- 収入面では圧倒的に正社員のほうが有利だから。
- 将来の年金額が全然違うから。
このような理由があるので、正社員を目指すのはお勧めできます。
もし正社員になってみて、「やっぱり合わないな…」と思ったらまたフリーターに戻ればいいだけなので、挑戦してみる価値はあると思いますよ。
挑戦してみてダメならそれはそれで諦めもつくと思いますしね…。
以下の記事で、フリーターが正社員になろうと思った時に利用するべき転職エージェントを紹介しているので、参考にしてください。
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【解決】フリーターが使うべき転職エージェントはこれ1つだけで十分です。
女性が一生フリーターで生活するのは可能なの?:まとめ
今回は、女性が一生フリーターで生活するのは可能なのか?という疑問に答えてきました。
シミュレーションをしてみた感じでは、「無理ではない」と言うのが正直なところです。
ただ、相応の辛さはあるので、正社員に興味があるのなら、一度目指してみるのもアリだと思います。
この記事が、悩んでいるあなたの参考になれば幸いです。