こんな人に向けた記事です
- 仕事がわからないことだらけで辛いから何とかしたい。
- 何とかして仕事が出来るようになりたい…そんな時はどうすればいいのか知りたい。
「仕事が分からないことだらけで手に負えない」という悩みを持つ社会人の人は非常に沢山いると思います。
それこそ働き始めた人ならだれでも一度は悩むことだと思います。
ただ、これは当たり前のことなので、悩むだけならまだしも辛いと思ってしまうのは問題ですよね?
そこで今回は、なぜ「仕事が分からないことばかりで辛い」という状況になってしまうのか、その原因と対策を解説します!
悩んでいる人の参考になれば幸いです。
私は大学を卒業した後、建設コンサルタントの仕事を始めました。
主に設計業務を行っており、正直わからないことだらけでしたが、上手い事立ち回って役員に気に入られる(中小だけど笑)ことぐらいは出来ました。
仕事が分からないことだらけで辛いという状況は嫌という程経験しているので、少しは参考になるかと思います。
もし、仕事が分からないことだらけでどうしても辛い場合、転職するのもアリです。
以下の記事でおすすめの転職サイトやエージェントを紹介しています。
厳選してあるので、参考にしてみて下さい。
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【知らなきゃ損】おすすめの転職エージェントランキングTOP3!【比較表あり】
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過去記事『リクルートエージェントの強みや評判は?【使い方も画像付きで解説】』の中で詳しく解説しているので、参考にしてみて下さい。
目次
「仕事がわからないことだらけで辛い」には原因がある。
新社員や中途入社など、会社の仕事についてからまだ時間が経っていない場合、仕事に分からないことがあるのは当然のことです。
当然のことなので、別に悲観するようなことではないはずです。
ですが、中にはそれが辛くてしょうがないという人も居ることでしょう。
例えば、
- 上司が仕事を教えてくれない…。
- 配属されたは良いけどやることが無い…。
- 難易度が高く、先輩がやっていることが全く分からない。
こんなことがあると、今の「仕事が分からない状態」を辛いと思ってしまうのかもしれません。
このような「仕事が分からないことによる辛さ」を感じてしまうのは、2種類の原因が考えられます。
原因の種類
- 会社や上司が原因の場合
- 自分が原因の場合
今回は、それぞれの原因に対する対策方法を紹介します。
仕事がわからないことだらけで辛い時の対策
先ほど紹介した2種類の原因の対策をそれぞれ紹介します。
今回は、色々な目線から仕事が分からない辛さを改善できるような方法を選びました。
実際に私がやってたものが殆どです!
では早速いきましょう。
会社や上司に問題がある場合の対策
一つ目の原因は、会社や上司に問題がある場合です。
例えば、
- 上司が仕事を教えてくれないため仕事が分からない。
- いきなり現場に放り込まれるため仕事が分からない。
- 仕事が割り振られない。
このような場合には、会社の原因によって仕事が思うように出来ず、辛い思いをすることになるかもしれません。
まずはこの場合の対策を紹介します。
お酒が嫌いじゃないなら飲み会には参加する。
1つ目の方法は、会社の飲み会には出来るだけ参加するというものです。
え?会社の飲み会に行くのと仕事が分かるようになることが関係あるの?
確かに直接的には関係が無い事のように思えますが、上司に気に入られるにはこれが一番です。
上司が仕事を教えてくれなかったり、放置されたりする原因には、単純に信用がないことや「上司自身もどう絡むべきか悩んでいる」という可能性も考えられます。
お酒が入ると本音で話しやすくなるので、関係を深めやすいです。
それにより仕事中の扱いにも変化が生じるので、結果的に自分の仕事が上手くいくことに繋がったりします。
今時飲み会でコミュニケーションなんて時代遅れな感じがしますが、出来るだけ参加しておくと仕事をする上でも立場的に楽になります。
お酒の席での上司との会話は、仕事中での会話より10倍ぐらい本音で話せますし、上司の方も話しやすいです。
会社の裏事情や社内での評価なんかも、お酒が入ると結構話してくれます(笑)
本当は飲み会の参加や不参加で社内での扱いが変わることはあってはならないと思いますが、現実問題そういったことを判断の基準にしている上司も沢山います。
地方部だとなおさら多いですね…。
会社で働き続けるならこういう妥協もある程度必要なのかもしれません。
上司も所詮は人間ですからね。
分からないことは上司ではなく先輩に聞く。
2つ目の方法は、分からないことは上司ではなく先輩に聞くという事です。
「うちはOJTだから」などと言われていきなり現場に放り込まれることもあるかもしれません。
そんな時は、何をどうしたらいいのか全く分かりませんよね?
色々考えた結果、「とりあえず質問は上司に…」と思うのが普通ですが、ちょっと待ってください。
上司というのは基本的には多忙ですし、新人の教育に時間を割いている余力が無いことが殆どです。
そのため、説明があいまいだったり、詳しく教えてくれていないのに仕事だけはキッチリ振られて「あれ?これやっといてって言ったよね?」的な感じで注意される事になります…。
こういうことって結構あるよね…。
ですので、どうすれば良いのか分からずに困ったときは、いきなり上司に聞くのではなく先輩に聞くのがおすすめです。
上司に質問してもあいまいだったり急ぎ足な回答しか得られないでしょうが、新人の気持ちが分かる先輩はある程度しっかり教えてくれることが多いので、的確な指示を得やすいです。
先に先輩に質問し、先輩から「これは上司に聞いてみて」と言われたときにはじめて上司に質問するぐらいがちょうどいいでしょう。
注意ポイント
※報連相は基本は上司にするのが一番です。
先に先輩に聞くべきなのは「上司があてにならない時」に限ります。
また、何度も連続で上司に質問するのも辛い場合などには先輩に相談するのも有効です。
同期がいるなら同期同士で繋がりは持っておく。
3つ目の方法は、もし会社に同期がいるなら、出来るだけ関係は保っておいた方が良いということです。
会社の情報はどこから入ってくるかわからないので、同期同士のつながりがあった方が色々と都合が良いからです。
自分が初めて受け持つ仕事で、上司や先輩から十分なフォローが受けられなくても、もし同期に先に経験した人が居ればその人に教えてもらうことができます。
また、心理的にも「自分と同じ苦労をしている人」とつながりがあった方が励まされやすいというメリットもあります。
困ったときはこういった人脈が助けになる事が多いので、良い関係を作っておいた方がいいでしょう。
報連相は絶対に上司の耳に入れる
4つ目の方法は、報連相は絶対に上司の耳に入れるという事です。
先ほど、「質問は先輩にするほうが良い」という趣旨のことを書きましたが、それはあくまで仕事上の疑問点などを解決するための手段に過ぎません。
報連相はある意味義務のようなもので、上司が居て自分が部下である以上、会社で起こったことは逐一報告する義務があります。
例えば、先輩に仕事のやり方を聞いて業務を進めたとして、それをそのまま完成品として終わらせてしまうと、少し問題になります。
「先輩に聞いてこのように進めました」という報告を上司にする必要があるのです。
報連相は正直うっとうしいし、嫌悪感を抱くのは分かります。
私も報連相という言葉自体が嫌いでした(笑)
なんか面倒なことをオブラートに包もう感があって嫌なんですよね(笑)
ただ、これを怠ると社内での評価や信頼が低下して、余計に仕事をする環境が悪くなってしまいます。
「あいつには頼めない」と思われてしまいますからね。
信用の低下はできるだけ避けたいよね。
上司は部下が行っている仕事の内容を把握しつつ計画を立てているので、報告が途切れると何をやっているのかわからなくなってしまうんですよね…。
報告や相談が無いので「問題なく進んでいるんだろう」と思っていたのに、納期間際になって「全然出来てません」なんて言われたら困ってしまいます。
ですので、余計ないざこざを生まないためにも報連相は意識して行うようにするといいでしょう。
先輩に聞いて進めている場合にも、節目節目で「こういう風にやってますが問題ありませんか?」と聞いておくと良いでしょう。
報連相をしっかりやっていると上司の評価も上がりやすいので、仕事がしやすくなります。
結果的に仕事のできる奴という判断をして貰える可能性すらありますよ!
やることが無い時は「すぐに聞く」
5つ目の方法は、やることが無い時は「すぐに聞く」ということです。
いきなり現場に放り込まれて、やることが沢山ある場合には先ほど紹介した通り、先輩に聞きつつ上司に報告という流れで対応できますが、そもそも「やることが無い」という状態になることがあります。
私も経験がありますが、特に新人の場合出来ることもなく、何となく放置される時間が絶対にあると思います。
こんな時は、出来るだけ早く上司に相談するのが得策です。
放置されていると困ってしまうと思いますが、そういった場合はすぐに上司に仕事がないか確認をしたほうが良いです。
理由は以下の通りです。
- 上司が誰かが仕事を任せていると思い込んでいる可能性があるから。
- 何もやってないことを咎められた時の言い訳ができる。
このような理由があるので、上司に聞いた方が良いと思います。
たまに何も頼まれてないのに、誰かが仕事を任せているという認識を勝手にされていて、実際は何にもやってないので注意されるということもあります。
ですので、暇だなと思ったらすぐに何か仕事が無いかを聞いた方が良いです!
しかも会社ではこういう所がやる気として評価されるので一石二鳥です(笑)
自分に問題がある場合の対策
次に2つ目の原因についてです。
自分に問題があって仕事が分からないことだらけであるという場合の対策を紹介します。
自分にある問題というのは以下のようなものです。
- 記憶力が悪い。
- 仕事は沢山あるのに、要領よく作業が出来ない。
- 焦ったり恐怖を感じたりして失敗してしまう。
こんな問題です。
自分が原因で、仕事が分からないことだらけになってしまうというパターンもあるんだね…。
このような問題があると、仕事を上手く進めることが出来ずに辛い思いをすることになります。
それでは対策方法を紹介します。
頭に入れるよりもメモを残す方が都合がいい。
自分に問題がある場合の1つ目の対策は、頭に入れるよりもメモを残すことを優先することです。
記憶力に自信が無い場合、一度説明を聞いただけでは当然理解も記憶も出来無いと思います。
そんな時は、メモ帳に徹底的にメモをすることで、後で確認出来るようにすることで、忘れるということが無くなります。
メモが増えてくると、仕事も徐々に分かるようになってくるので積極的にメモを取ることをお勧めします。
メモを取るうえで重要なポイントは以下の通りです。
- メモ帳はある程度値段のするものを使う。(使わないと勿体ないというイメージを持たせる)
- 断片的にでも沢山の言葉をメモする。
- 暇なときに内容を整理する。仕事の予定などは5W1Hを意識する。
これらを意識すると良いと思います。
メモを取った後、空いている時間を見て分からない専門用語を調べたりすると徐々に知識がついていきます。
言われたことをやるだけでは「分からないこと」は中々減らないので、進んで調べる姿勢は必要になってきます。
私がやっていた設計の仕事は、メモ無しでは絶対に無理でした(笑)
一日の終わりに明日の予定とタスクを整理する。
2つ目の対策は、一日の終わりに明日の予定とタスクを整理するという事です。
これをやるのとやらないのとでは翌日の仕事の効率が天と地ほど違います。
今日の分の仕事が終わったら、帰る前に翌日の予定を立てます。
この時にコツがあって、実際に自分がその通りに行動するのをイメージしながら計画すると現実的な予定を組むことが出来ます。
面接の練習と似たような感じだね!
予定とタスクが整理されていれば、翌日会社に到着した習慣から作業を始めることが出来ます。
ただでさえ分からないことが多くて大変なのだとしたら、少しでも時間を確保し計画的に動くことで、効率よく仕事をこなせるようになっていきます。
最悪バックレてやるの意識で仕事をする。
最後の対策ですが、「最悪バックレてやる」というぐらいの気持ちで仕事をするという事です。
これは私が実際に思っていた事です(笑)
基本的にこのメンタリティーでいると、不安や恐怖を感じずらくなります。
ミスをしても、上司に怒られても、「何時でもバックレてやれるんだぞ!」という逆切れに近い気持ちでいると、自分を追い込まずに済みます。
まずは自分のメンタルを最優先に考えよう!
ちなみに私は当時、就職する前から会社を辞める条件のようなものを決めていました。
例えば、
- あまりにも大きいミスをしたら辞める。
- 残業代がしっかり出なかったら辞める。
- 資産が5000万円貯まった段階で辞める。
- ストレスで本当に限界を感じたら、なにより体を優先するために辞める。
こんな感じで、他にもいくつも条件を考えていました。
※私は結局ストレスによる精神的な病気が原因で自己都合退職しました。
正直仕事を辞めてもまた別のところを探せばいいだけですし、超低予算セミリタイアという手段もあるので、何とでもなると思います。
以下の記事で超低予算セミリタイアについては記載しています。
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仕事のやる気がでない日はどうすれば良い?超低予算セミリタイアという選択肢
とにかく仕事が出来ないことによる不安を抱えると、緊張でより仕事が出来なくなってしまうので、どんな手段を使ってでもリラックスすることが大切です。
仕事が分からないことだらけで辛い時は「転職」するのもアリ!
仕事が分からないことだらけで辛い時は、転職してしまうのも十分アリな選択肢です。
仕事が分からないことで追い込まれてしまっている時には、生半可な対策をしてもあまり意味が無いことが多いからです。
対策すれば良いっていうのは分かってるけど、それでもうまくできないから悩んでる…。
こんな人は多いと思います。
適当な対策をしたところで、簡単に問題が解決することは無いと思うので、転職などの思い切った対策を取るのも時には必要だと思います。
最低でも、「転職するという選択肢があって、日本の人口の約半分は人生のどこかでそれを選ぶ」ということを認識しておきましょう。
生涯一つの会社で勤め上げるという時代ではないので、転職に関しては柔軟に考えておく必要があります。
ちなみに、転職をするときには、転職サイトや転職エージェントを利用する必要があります。
これについては本記事の一番最初でも紹介しましたが、以下の2つの記事を参考に、自分に合ったサービスを利用すると良いでしょう。
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【最新】転職サイトのおすすめランキングTOP3!厳選して紹介します。
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【知らなきゃ損】おすすめの転職エージェントランキングTOP3!【比較表あり】
でも、まだ転職するって決めたわけじゃないし…。ちょっとハードル高いな…。
少しだけ転職という選択肢が頭をよぎっている人は、過去記事である『転職が頭をよぎったら「リクナビNEXT」に登録するべき5つの理由』を読んでみて下さい。
リクナビNEXTのような転職サイトなら、「今すぐに転職する気はない」ような人でも色々な求人を見て回れるので、これからの立ち回りを考える良い機会になると思いますよ。
とにかく、仕事が分からないことだらけで辛い…と悩んでいるのなら、何か行動をしなければ絶対に解決することは出来ないので、とりあえず出来ることからやっていくと良いでしょう。
まとめ:仕事がわからないことだらけで辛い時はこうするべき!
まとめです。
仕事が分からないことだらけで辛いのには2種類の原因があります。
原因
- 会社や上司が原因の場合
- 自分が原因の場合
それぞれの対策は以下の通りです。
会社や上司が原因
- お酒が嫌いじゃないなら飲み会には参加する。
- 分からないことは上司ではなく先輩に聞く。
- 同期がいるなら同期同士で繋がりは持っておく。
- 報連相は絶対に上司の耳に入れる。
- やることが無い時は「すぐに聞く」。
自分が原因の場合
- 頭に入れるよりもメモを残すことを優先する。
- 一日の終わりに明日の予定とタスクを整理する。
- 最悪バックレてやるの意識で仕事をする。
このような対策や考え方を持つことで、徐々に仕事が分かるようになっていくと思います。
仕事が分からずに辛い思いをするのは普通のことなので、あまり思い悩まないことが大切ですよ!
無理だけはしないようにしようね!