「フリーターでも東京で一人暮らしする方法を知りたい!
参考にしたいから考えを教えて!」
今回はこんな要望に応えます。
やっぱり東京って結構憧れますよね!
ただ、フリーターが一人暮らしするには少々ハードルが高いように思えます。
家賃とかも高い印象もありますしね…。
そこで今回は、フリーターが東京で一人暮らしをする方法を紹介しようと思います。
シミュレーションもやっているので、参考になると思いますよ!
ではいきましょう。
もしかしたら、望んでフリーターになったわけでは無く、正社員になれなかったからフリーターをやっている…と言う人もいるかもしれません。
その場合、今からでも正社員になれるように行動をするべきです。
『【解決】フリーターが使うべき転職エージェントはこれ1つだけで十分です。』を参考にして、もう一度転職活動をしてみるといいですよ。
比較的高い確率で、正社員の内定をゲットできる可能性がありますからね!
フリーターの一人暮らしに関する疑問点や解決策を、ジャンル別に分けてまとめてあります。
-
フリーターの一人暮らしを邪魔する壁をぶち破る!ジャンル別問題・対策まとめ
こちらも参考にしてください!
目次
東京で一人暮らししたいな…。でもフリーターじゃ厳しいよね?
東京で一人暮らししたいけど、フリーターだと流石に厳しそう…と思ってしまうのも無理はありません。
色々と支出が嵩むイメージがありますからね。
実際の所、フリーターが東京で一人暮らしをするのは難しいのでしょうか?
結論:そんなことないよ!
結論から言うと、フリーターでも東京で一人暮らしすることは十分可能です。
そもそも東京にはフリーターの人は沢山いますからね。
フリーターとしての収入だけで一人暮らしをすることも全然できますよ!
ただ、決して「余裕」で生活できるという訳ではありません。
収入も安定しないですし、正社員の方が一人暮らしをしやすいのは確かですね(笑)
条件さえ満たせれば、十分可能
東京で一人暮らしをするには、いくつかの条件を満たす必要があります。
この条件を満たせないと、さすがにフリーターが一人暮らしをするのは難しくなってしまいます。
次の章で、必要な条件について解説します。
東京でフリーターが一人暮らしするにはどんな条件が必要?
東京でフリーターが一人暮らしをするのに必要な条件についての解説をします。
フリーターが一人暮らしを始めるためには、2つの条件を満たすがあります。
- お金の条件
- 賃貸の条件
この2つです。
これらを満たすことで、円滑に一人暮らしを開始することが出来ます。
具体的に見ていきましょう。
お金の条件
一つ目の条件はお金についての条件です。
フリーターの場合、「毎月の収入>毎月の支出」になるように生活できることが前提になります。
フリーターが一人暮らしをしようと思った時に、絶対に考えないといけないことが支出と収入のバランスです。
収入が少なすぎて、支出に追い付かないのでは、そもそも生活することができません。
正社員とフリーターの違いは、ボーナスが無いという点です。
そのため、毎月確実に収入が支出を上回るようにしないといけません。
ボーナスで補うってことが出来ないんだよね…。
収入はどんどん上げていき、支出はどんどん下げていくという意識を持つ必要があります。
フリーターはただでさえ生活費に余裕が無いことが多いので、お金についてはよく考えて行動しましょう。
節約については以下の記事で解説しています。
記事の終盤に、節約する方法を紹介しています。
-
フリーターの一人暮らしに必要な生活費を状況別に紹介!節約のコツも!
賃貸の条件
二つ目の条件は賃貸についての条件です。
賃貸を借りられるように、念入りに準備することが二つ目の条件になります。
フリーターの場合、賃貸を契約するのに苦戦する可能性があるのです。
社会的な信用があまりないので、入居審査で落ちてしまう事があるんですよね…。
そのため、入居審査に受かるための方法をしっかりと理解しておくことが大切です。
入居審査については、以下の記事が参考になると思います。
-
フリーターでも入居審査は通る?一人暮らししたいなら5つのポイントを抑えよう!
この二つの条件を満たせば、東京で一人暮らしを始めるハードルはぐっと下がります。
ちなみに、おすすめの物件の探し方は、『イエプラ』を使う方法です。
このサービスは、チャット形式で簡単に条件に合った物件を探してくれるので、初めて一人暮らしをする人でも安心して簡単に物件を探せます。
フリーターが東京の23区内で一人暮らしをするシミュレーション
では実際に、フリーターが23区内で一人暮らしをするシミュレーションをしてみようと思います。
以前田舎での一人暮らしというテーマでシミュレーションした時と同様に、実在する物件やアルバイトを実際に探してシミュレーションします。
そのため、かなりリアリティーのあるシミュレーションになると思います。
東京で一人暮らしをしたいなら、一度目を通しておくと良いかもしれません。
ではいきます。
居住場所
最初にどこに住むのかを決めましょう。
今回は23区内ということで、港区で考えてみたいと思います。
理由は特にありませんが、なんとなく港区は良いところというイメージがあるので、港区を選びました(笑)
今回は、港区でフリーターが一人暮らしをすると考えて考えていきます。
物件探し
次は物件探しです。
今回は港区なので、ワンルームが精いっぱいだと思います。
スーモで調べてみました。
調べてみた感じ、5万円ぐらいの物件ならそれなりにありそうな感じです。
築年数もだいぶたってますが、家賃が安いので文句は言えませんね…。
5万円以下だと、安さ的に「おとり物件」が混じっている可能性もありますが、該当する物件数が50件もあるので、しっかりした物件もたくさんあるでしょう。
※おとり物件とは、掲載はあるけど実際には存在しない部屋だったりなど、客寄せ的な物件のことです。
今回は、家賃は5万円程度を目途にしておきます。
また、実際には初期費用が掛かるので、毎月の支払とは別にまとまった金額が必要になります。
初期費用については以下の記事を参考にしてみて下さい。
男女別に記載があります。
-
【概算】フリーターの一人暮らしにかかる費用を計算!女性の例も紹介!
アルバイト探し
先ほどの物件の近くで、アルバイトが出来るところを探していきます。
とりあえず先ほどの物件の最寄り駅である東京メトロ南北線の麻布十番駅を起点に調べてみました。
その結果165件のバイトを発見しました。
タウンワークで調べてみました。
内容は以下のようなものがありました。
アルバイトの種類
- スタジオ受付
- データ入力
- ジムスタッフ
- 医療品の管理
- 喫茶店
- 送迎ドライバー
- ホールスタッフ
- 清掃業務
- デリバリー
- その他色々
このように沢山のアルバイトがありました。
さすが東京、働くところには困らない感じですね。
内容も色々あって、好きなものを選べそうな感じです。
時給としては、安くても1150円ぐらいのものが多かったです。
ちょっと高めのものだと、1700円とかのアルバイトもありました。
流石東京だね…。
次のシミュレーションの収入は、この1150円という時給で考えていこうと思います。
毎月の生活費の内訳
では、さっそくフリーターが東京に住むと仮定して生活費の内訳を考えていきましょう。
毎月の支出は以下のようになると考えられます。
毎月の生活費(概算)
- 家賃…50,000円
- 光熱費…15,000円
- 食費…30,000円
- 通信費…10,000円(スマホ込み)
- 交際費…5,000円
- 交通費…2,000円
- 雑費…5,000円
- 美容費…4,000円
- 被服費…5,000円
合計…約12万6千円
大体このようになります。
趣味費やお小遣いが欲しい場合、その分もプラスでかかります。
大体月に13万円程度あればギリギリ生活は出来るという感じですね。
これを額面にすると、大体16~17万円ぐらいでしょう。
このぐらい稼ぐことが出来れば、フリーターでも東京の23区に住めるという計算になります。
時給1150円で働くとすると、170,000円÷1,150円=147.82…≒148時間の勤務が必要な計算になります。
殆どフルタイムで働かないといけないぐらいですね。
ただ、そのぐらい働けば、一人暮らしは十分に可能であることは分かりました。
実際には時給1300円とか1400円とかのアルバイトも沢山あったので、そういった時給のものを選べばもっと少ない労働時間でも生活出来ると思います。
一つのアルバイトだけじゃ足りないな…という時は、アルバイトを掛け持ちするという手もあります。
-
フリーターが一人暮らしするにはバイトは掛け持ち必須?おすすめバイトも紹介!
食費や通信費などをさらに削減すれば、もっと安くすることもできますし、東京に行きたい本気度次第ではまだまだ改良の余地はあると思います。
23区内なので家賃が最低水準でも5万円と高めでしたが、ちょっと違う場所に変えれば、家賃をさらに安くすることも十分可能でしょう。
何が重要で、何が余計なのかを考えて住む場所を決めると良いでしょう。
女性の高卒フリーターの場合は、無理は禁物です…。
もしあなたが女性の高卒フリーターだった場合、絶対に無理はしないようにしましょう。
先ほどの試算からも分かる通り、いくらフリーターでも生活できると言っても、「それなりに厳しい」ことには違いがありません。
また、女性の場合、防犯上家賃を高めに設定する必要があるという点で、「男性よりも一人暮らしの難易度が高い」という側面もあります。
なので、無理をして一人暮らしを始めることだけは絶対に辞めておきましょう。
後々立ち行かなくなってしまう可能性が高いので、色々と計算したうえで「行ける」と思った人だけが一人暮らしを始めると良いですよ。
東京で一人暮らしをする前に「正社員」になっておきたい人へ
もし、「東京でフリーターをやるのは勇気が居るな…」と思っている場合、おとなしく正社員を目指したほうが良いかもしれません。
確かにフリーターであっても、生活していくことは可能でしょう。
ただ、リスクは圧倒的に多いですし、将来的なことも分かりません…。
もしかしたら、結婚するなんてことになるかもしれませんしね。
フリーターで結婚は普通に厳しいよね…。
そのため、少しでも「やっぱり正社員になっておきたいな…」という気持ちがあるのなら、一度本格的に就職活動をするべきだと思います。
とはいえ、「いきなり就活とか言われても、そういうのとは無縁だったし…」と思ってしまいますよね?
そこで、『【解決】フリーターが使うべき転職エージェントはこれ1つだけで十分です。』を参考にして、「転職エージェント」を利用した、就活をしてみると良いと思います。
転職エージェントなら、プロのアドバイスを得つつ、正社員就職に必要な書類の作成などもサポートしてもらえるので、安心して就職活動が出来ますからね!
東京で一人暮らしを始める前に、「やっぱり正社員になっておきたいな…」と言う人は、上記の記事で紹介するエージェントを利用して、就職活動をしてみるといいと思いますよ!
フリーターが東京で一人暮らしする方法:まとめ
今回は、フリーターが東京で一人暮らしする方法について書いてきました。
しっかりアルバイトをして、家賃を安く抑えることで十分一人暮らしは可能になります。
今回は節約気味なシミュレーションをしましたが、もっとゆとりが欲しいなら、その分時給の高いアルバイトを探したり、働く時間を増やすことも必要になってしまいます。
アルバイトと生活のバランスを考えて、計画を練るようにしましょう。
フリーターだから東京に住むのは無理ということは無いので、しっかりプランを立てて、夢の東京進出を果たしましょう!